レディ・ガガの圧巻の歌声 「アリー/スター誕生」
自分に自信がなく歌手の夢を諦めかけていたアリー。有名ミュージシャン=ジャクソンとの偶然の出会いが彼女の人生を大きく変えるーーーー「君の歌は奇跡だ」
ウエイトレスから一気にスターダムを駆け上がっていくアリー。
激しく惹かれあうジャクソンと、全米のステージで一緒に歌う幸せな日々を過ごすが、次第に自分を見失っていき…。
愛と成功のはざまで、彼女が最後に掴んだものとはーーーー?
(公式ページより)
観てて一番気持ちいいのは、ガガ演じるアリーが歌うシーン
さすがの歌唱力でした。声の伸びとか表現力とか、思わず聴き入ってしまいます。最初のバーで歌うシーンから始まり、いきなり有名歌手のステージに引っ張り出されて大勢の観客のいる前で歌うところ、それがどんどん評価されて自分のステージを演じていくまで、才能と個性あふれる声に感動しました。
途中、「太陽が沈んでも、バンドが演奏をやめても、こうやってあなたを思い出す」みたいな歌詞の曲があるんですけど、それがもう泣ける…。
是非聴いていただきたいです↓
ミュージカルっぽいといえばぽいけど、しっとりしたラブストーリー
CMとかで「もはやミュージカル映画だよ!」ってよく言ってたのを聞いたのですが、それはちょっと誇張表現かな。
テーマがテーマだから確かに歌は多いけど、歌うのはほぼアリーとジャクソンだけ。ふたりとも歌が上手くて感動ものです。
ただミュージカル映画っていうよりは、普通の?歌手がテーマのヒューマンドラマ映画(そんなジャンルあるか知らないけど)だと思います。
アリーはジャクソンと出会ったことで、それこそ生き馬の目を抜くように一気に駆け上がっていくのですが、一方でジャクソンは、聴力が衰えてくる不安でお酒や薬に漬かっていき…と、状況的には対照的なふたりです。
お互い忙しくてすれ違うし、ひどい喧嘩もする。とんでもない失敗もする。それでも愛している。
あ、思い出すとちょっと泣けてくる…。
自分が去年結婚して、大事なパートナーができたからかな、なおさら感情移入しやすい状況なのはあると思うのですが、泣けます。
そんなストーリーにガガの歌が、いい意味でとどめ刺しにくる感じです。
レディ・ガガの演技は?
女優じゃないのに演技できんの?って疑問はあると思うのですが、観た感想としては全然違和感なかったです!
っつーか、観る前は私もそれがちょっと不安というか、演技がわざとらしくて観てられなかったらどうしようって勝手にハラハラしてたのですが、もうね、全然大丈夫。ガガすごい。歌も演技も上手い。
悲しくても感動できる良い映画
明るいばかりの映画じゃないです。
でも観てよかったです。
パートナーを大事にしようと思います。
自分の人生とか、大事な人と過ごす時間の意味とか、そういうのを考えさせられます。
2回も3回も観る気は今のところ起きませんが、YouTubeで曲聴きながらアリーとジャクソンの歌と笑顔を思い出してしんみりしてます。