子育て中にてこちゃこちゃ本棚

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実写版アラジン 新しいジャスミンの女性像

 ディズニー好き(ゆるめ)としては観なくては!と思ってて、この前夫と時間が合ったので行ってきました。

 

 ややネタバレありです。

 

 

 

 

一番の感動は、やっぱり音楽

 映画館自体が久しぶりだったのでその新鮮さもあると思うのですが、あの音響であの音楽を聴けたのは本当に感動しました。

 最初の「アーレビアナーーーーイト🎶」の迫力、すごかったです。フレンズライクミーはノリよくてよかった! 絨毯が踊ってたり房で拍手してるの可愛かったです(*^^*)

 ホールニューワールドは、満を持してって場面でしたね。何回聴いてもいい! 魔法の絨毯に乗って飛ぶなんてファンタジーならではでいいですね〜。

 

個人的にときめいたのは衣装

 登場人物の全体的にひらひらキラキラした衣装が、観てて楽しかったです。アラビアーンなマントとか、刺繍とか、色使いとか、小物とか、素敵ですね。それを身につけた人々の王宮のダンスシーンも、夢みたいでした。華やかな雰囲気が本当に楽しいです。 ダンスは、早送りかかってたかな? ちょっと変な感じ笑

 

 

キャラクターはそれぞれいい感じ

 ジーニーは、ウィルスミスでしたね。紛うことなきウィルスミス。青いウィルスミスはCGだって聞いてたので大変だろうなあと思ってたら、途中意外と普通のウィルスミスになっててちょっと面白かったです。話の流れは不自然じゃなかったからいいんですけど、ずっと青くなくてよかったって、変に安心しちゃいました。

 ジャスミンはめちゃ美人でしたね。有名な女優さんなのかな? あんな瞳で見られたら恋するわー❤️

 アラジンは最初あの濃くて甘めの顔に違和感あったのですが、慣れてくるとハマる。かこいい! イケメン! ジャムの件はよくわかりませんが、ジーニーと同じ気持ちになってハラハラしました。ジャムから離れろ!

 

 あとはね、王様がちゃんと大人の王様らしかったり(失礼)、ジャファーも思いの外渋いイケメンだったり、オウムが一番悪いやつだったり、みんなアニメとはちょっと違うけどいいキャラしてました。

 

 アニメとの一番の違いは、ジャスミンの役どころでしょうか。。現代の女性っぽくなっていましたね。

 アニメでは良くも悪くもプリンセスらしいプリンセスでしたが、それをそのまま実写化したら、今の時代、受け入れられないのかもしれないですね。ただ王子様を待っているだけの女なんて!って。

 男性優位の社会でも挫けない、自立した(したい)女性として描かれていました。

 ディズニーのプリンセスならそういうの要らなかったかなーとちょっと思ってしまうんですが、それはやっぱり私が古くて、自立とは程遠い性格だからなんだろうな、と考えさせられてしまいました。

 

 実写ジャスミンにこんな劣等感と憧れを抱くことになろうとは

 もし、生活に何の不安もないお姫様だったら、わざわざ何かと闘おうだなんて思わないだろうな、と考えるくらいには、いま現実の生活に疲れています)^o^(

 映画のジャスミンみたいに、不要な戦争が起きそうだったり、父親が悪い大臣に操られてたりしたら、頑張って闘えるのかなあ。「絶対闘う!行動する!」と断言できないところがもういかん…。

 そういう積極性とかは、大人になってからも身につけられるものでしょうか。日々の考え方、行動を振り返ることで、消極的な性格は変えられるでしょうか。

 

 

全体としては、おすすめの映画

 ファンタジー好きなら観て損はないと思います。

 アニメ版とどっちがいいかと言われると、思い出補正もあって私はアニメに一票。

 でも、実写ならではの華やかさは、感動ものです。

 気が向けばもう一回観に行きたい。