子育て中にてこちゃこちゃ本棚

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衝撃大きすぎ(シリーズ通してこその内容だけど…) 森博嗣「χの悲劇」

χの悲劇 The Tragedy of χ (講談社文庫)

 

 

ちょっと! ちょっと!!(涙)

 

 え、なんか、心が追いつかないんですけど。

 こんなことってある?

 森博嗣史上最悲劇(造語)じゃない??

 

 今までのシリーズ読んでなかったら、ここまで衝撃はないと思うので、ここから読み始めた方にはちょっと優しくないかも知れません。でも、読んでた人からしたら、ちょっとショックが大きい…

 というか読んでて結構忘れてることも多いのにショックが強くて、読み終わってからのたうち回って夫に不審な目をされてしまいました。

  前のシリーズ、ちゃんと読み返さないと。

 

 

 ミステリーとしては、どうでしょう。私はプログラミングとかさっぱりなのでさっぱりなのですが、読みながら「こうだ!」ってわかる方いるんでしょうか。読み進めて「そんなことがあるのか…」って、がっくり来ちゃう感じのような気がします。

 

 あっちの世界を身軽に飛び回る様子は、なんだか憧れてしまいますね。コンピュータの世界ではそんなことができるんだなって。

 

 そして、相変わらず真賀田博士が圧倒的な存在として描かれています。もうなんなんでしょうねこの方。神かっていうね。神なんでしょうね。

 

 続きの文庫化が待ちきれません。3部作とのことですが、どう完結するのでしょうか。