子育て中にてこちゃこちゃ本棚

読んだ本、絵本、観たドラマや映画やなんかのメモと育児関係

教育ママの本

「灘→東大理III」3兄弟の母が教える中学受験勉強法

 

 私にも子どもが生まれましてね、中学受験とかは早すぎるんだけど、4人のお子さんがみんな東大理Ⅲに行かれたっていうこの方の本を読んでみたい、と思っていたので、読んでみました。

 

 ご自身のお子さんの勉強法が書かれているのですが、正直、ここまでできるのすごいです。親がこんなに子どもの勉強に関わるって、普通あんまりないんじゃないでしょうか。お子さん一人一人のノート作ったり、時間割作ったり。効率的に子どもが勉強できるよう、お母さんが全力で協力していたことが伺えました。

 

 まあでも、なんとなく知ってはいたけど、ワーママがまるっきり真似するのはたぶん無理! あと絵本400冊一気買いするとかの財力も必要! という感じで、圧倒的なパワー(経済力)を見せつけられました。

 

 反対に意外だったのは、習い事をやたらとたくさんさせていたわけではなかったことと、著者は英語の早期教育にそれほど賛成してはいないこと(それより日本語や思考力を育てるのを優先すべき的な)。教育ママっていうとどちらもガンガンやってるイメージでしたが、佐藤さんはそういう感じではなかったみたいですね。

 習い事は週2〜3個が限度として、それも中学受験の勉強を始める小4までにしてたのかな? ゴールを決めて、「ここまでは続けようね」って子どもと話し合ってやってたそうです。

 

 本に書かれていた方法を実際自分ができるかと言われると、無理部分が多いのですが、著者の佐藤亮子さんは何より子どものことを一番考えていて、子どもと関わるのが楽しいんだなというのが見てとれて、その姿勢は参考になりましたし、勇気付けられるような気がしました。

 1日10冊は無理だけど、私もなるべく息子に絵本を読んだりして関わって、育児を楽しんでいきたいなと思います。