こどもの成長とみる人間関係
読みたいな〜と思ってたのが図書館に3冊くらい在架しててラッキー!と借りてきた。
私は海外で暮らしている人のエッセイが好きみたい。海外の文化を知るのが面白いのと、海外で暮らしている人ってだいたいタフなイメージで、読むと元気がもらえる気がする。
とはいえ、ナチュラルに人種差別される社会をみるとつらい。(日本がそうじゃないとは言えないけど、私自身は人種差別をそこまで身近に感じたことがまだないから…) 人種どころか、家の経済状況とか容姿とか、わりとなんでも差別は起こることが、子どもの関係でもみえてくるのがまた、ね。そういう面なら自分にも記憶がある。
「人は罰するのが好きなんだ」という息子さんのセリフが、悲しいし、強かった。
著者も著者の息子さんも、冷静に社会のことを考えて話していてすごいなと思った。
私は子どもの頃、こんなこと考えずにぽやーっと生きてた気がする。周りのこととか社会のこととか全然考えたことなかった。自分のことばっかりで、何をするにも自分が一番、自分が優先。今考えると恥ずかしい。
今親になって、私は子どもにどういうことを教えられるのか、不安が大きい。ブレイディさんみたいに話ができる親子関係に憧れる。