子育て中にてこちゃこちゃ本棚

読んだ本、絵本、観たドラマや映画やなんかのメモと育児関係

希望と絶望ないまぜ「白銀の墟 玄の月」(小野不由美)

「白銀の墟 玄の月」(小野不由美) 乗り遅れましたが、読み終わりました。新刊の情報が出た時は本当にびっくり&喜びでしたね! 待ってましたー!! 内容的にはね、期待通りハラハラさせられました。 戴の荒れようは、もう、言葉がないです…。特に自分が子…

天才の孤独 森博嗣「四季」シリーズ

秋晴れの気持ちいい日が続いています。陽が照っていると少し暑いですね。ただ、台風が近づいているそうなので、また天気荒れますかね。 最近実家に帰っていまして、森博嗣の四季シリーズを読み返しました。 この表紙が美しくて素敵ですね。 買った時に一度読…

前作のショックからは少し立ち直ったけども…

最近突然暑くなりましたね。 みなさま熱中症にはくれぐれもお気をつけください。 ψの悲劇 The Tragedy of ψ (講談社ノベルス) えっと、文庫化が待ちきれなくて、図書館で借りてしまいました。 もう前作「χの悲劇」の衝撃が大きくてどうしようも…

衝撃大きすぎ(シリーズ通してこその内容だけど…) 森博嗣「χの悲劇」

χの悲劇 The Tragedy of χ (講談社文庫) ちょっと! ちょっと!!(涙) え、なんか、心が追いつかないんですけど。 こんなことってある? 森博嗣史上最悲劇(造語)じゃない?? 今までのシリーズ読んでなかったら、ここまで衝撃はないと思うので、ここから…

疲れたときに読みたいほんわか小説 「食堂かたつむり」小川糸

また読書メモですが。 食堂かたつむり (ポプラ文庫) 物語の導入がなかなかショッキング! 奮闘する主人公・倫子さん、単純で純粋でたくましいです。現実的かっていうとそうでもない設定で「こんなんで生活できるか!」って突っ込みたいところですが、まあ小…

美しくて歪んだ世界の子どもたちの小説 「琥珀のまたたき」小川洋子

琥珀のまたたき (講談社文庫) 個人的に、ちょっともやっとする小説でした。昨今、子供関連の悲しいニュースが多いせいでしょうか。 以下ネタバレありです。

2ページエッセイ100個の7本目

もうひとつ読み終わった本。 月夜のサラサーテ 森博嗣 短いエッセイ100個詰めです。シリーズ7作目だそうですが、以前のものを読んでなくても全然問題ないです。いつの間にか7冊も出ててびっくり。私もどれか読んでないな。 著者が日々つらつら考えたことを…

最近読んだ本 東野圭吾作品2つ

だいぶだいぶ、久しぶりの投稿になってしまいました。 もう暖かい季節になりましたね。自宅の近所では緑が一気に噴き出してきたような感じになっています。心安らぐので、やっぱり春は好きだなあ。いい季節だなあと思ってたらすぐ暑くなるんでしょうけどね。…

女性にぜひ読んでもらいたい一冊

女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと 自分が子供の頃に教えてほしかったな、ということがたくさん書かれていました。私は今現在、いろいろありながらも幸せに生きているので、この人生が悔いばかりとは全然思わないけれど、この本に書いてあるよ…

絵本の思い出

この前の「マツコの知らない世界」で、絵本特集をやってるのを見て、いいなあと思いました。 絵本、素敵。 最近本を買うとしたら小説で、絵本を買うことは全然ないのですが、子どもの頃に読んでもらった思い出があるので、本屋さんで店頭に並べられたりして…

ちょっともやっとして終わるミステリー タカイ×タカイ(森博嗣)

タカイ×タカイ CRUCIFIXION (講談社文庫) 「あんな高いところに、どうやって死体を上げたのでしょう?」有名マジシャン・牧村亜佐美の自宅敷地内で発見された他殺死体は、奇妙なことに、地上約15メートルのポールの上に掲げられていた。被害者は、前夜ファン…

さらっと読めるエンターテイメント「マスカレード・ホテル」

マスカレード・ホテル (集英社文庫) 都内で起きた不可解な連続殺人事件。容疑者もターゲットも不明。残された暗号から判明したのは、次の犯行場所が一流ホテル・コルテシア東京ということのみ。若き刑事・新田浩介は、ホテルマンに化けて潜入捜査に就くこと…

永遠の夜 「夜行」

夜行 森見登美彦 小学館 僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。 私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼…